ごあいさつ
日本社会が、成長期から成熟期へと移行しつつある現代において、障がいをお持ちの方が健常者と均等に当たり前に生活できるような社会への意識、 いわゆるノーマライゼーションの考え方は徐々に人々に浸透し、バリアフリー化も10年前から比べてもかなり改善されてきております。
しかしながら、その最前線の「介護」の現場ではまだまだ課題が山積しております。中でも人材不足が急務の問題であると考えております。 経済面や精神面、身体面でのストレスによる離職も大きな原因となっております。私たちはこの介護従事者の離職を少しでも改善することで、 より良い職場環境を創造するとともに、本当の意味での成熟した社会となるための重要な役割である介護現場に、夢とより大きなやりがいを提供致します。
また、ハード面でのバリアフリー化は着々と整いつつありますが、社会の人々が障がい者や高齢者に対する意識と、知識をどこまで持っているかと言えば疑問です。 「手を貸そうにもどうしていいのかわからない。」「かえって迷惑になるのではないか。」という不安から、何もできずにいるという人が多くいるのではないかと思います。
本当の意味でのノーマライゼーションに対してのインフラを整えていくということは、より多くの人にその意識と知識を提供していくことが大切であると考えております。 私たちはこれらの考えを元に様々な活動を行い、誰もがより住みやすい「共生」の社会を創造するべく、ここに一般社団法人 日本ソーシャルクリエイトを設立いたしました。
皆様のご理解、並びにご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。